ヘビーゲーマーのブログ

switchまでほぼすべてのゲームをやったであろう人間のブログです最近は主にswitchのゲームかPCゲームをプレイしています。

Switch、あつまれ動物の森(あつもり)プレイレビュー

お久しぶりですサタです。

今回は任天堂Switchのソフト、

「集まれ動物の森」を100時間ほどプレイしたので感想を書きたいと思います。

ちなみに今回、諸事情によりスマホからの投稿なのでいつもの記事(pc)より見ずらいです。

 

あつまれ どうぶつの森 -Switch

あつまれ どうぶつの森 -Switch

  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Video Game
 

 

 

 

筆者の動物の森シリーズの経歴としては、

wii版の動物の森以外はプレイしたことがある。

初代動物の森プレイ時は小学3〜5年生(うろ覚え)

となります。

 

100時間プレイした感想

あくまで個人的感想ですが、正直駄作だと思いました。

筆者が考えた理由としては、

  1. 動物の森ブランドとしては期待値以下の出来
  2. 単純に大人がプレイするゲームではない
  3. その他ゲームの劣化版のようなゲーム性
  4. Uiがファミコン
  5. 強制的なスローライフ

まぁその他にもあるんですが、その他の部分はAmazonの星1や2のレビューに書かれてますので割愛します。

1から順に解説していきます。

 

1動物の森ブランドとしては期待値以下の出来

これに関しては割と援護的なレビューかもしれませんが、動物の森シリーズが過去作で完成されすぎてた感が強いので開発陣も新しくしようとして迷走したんじゃないかなと思ってます。

それにしてもって思う部分はもちろんあるんですが、期待値が高すぎてガッカリした部分は大きいので、1度冷静に考えたのですが

動物の森や任天堂ブランドとしてではなく、単体の訳の分からない会社が出してるゲームならまぁありなのかな?と思う出来ではあると筆者は思いました。

ていうか販売本数的に私みたいに駄作と思う人も少ない気もしてます。

 

ただファンの方が言う、販売本数が多いんだから文句言うなは違うと思いますけどね。

コカコーラは世界一売れてますけど文句無い訳でも世界一おいしい飲み物でも無いですからね。

売上=良い物と言う考え方は視野が狭いと筆者は思ってます。(長くなるのであとがきに細かく書いてます)

 

2単純に大人がプレイするゲームではない

これも援護的なレビューかもしれませんが、

初代動物の森をプレイした当時筆者は小学生で、一人暮らしや好きな家具を配置するという事に憧れだったり色々なワクワクがあったと思うんですよね。

なので今作も子供がプレイする分には楽しいゲームなのでは無いかと考えています。

実際今作初プレイの人達は楽しんでいる気もします。

昔のどう森の方が良かったと思いますがそれは筆者が大人になった部分と、もっと快適なゲームを沢山知ったからと言うのも大きいかなとは思います。

 

大人になって色々な良作ゲームに出会ったので快適さに慣れてしまっているので不便に感じてしまう部分はどうしても大きいとは思います。

 

筆者がこうやって不満点を書いているのも、大人がファミレスでキッズプレートを頼んで量が少ない!不味い!と文句を言ってるようにファンの方からはみえているかもしれませんね。

 

筆者が言いたいのは

  1. 他のファミレス(ゲーム会社)なら同じ値段でもっと豪華だったり充実したキッズプレート出てくる。
  2. 昔のキッズプレート(歴代どう森シリーズ)は豪華だったり充実してたのにいきなりクオリティが半分以下になってる。

この部分なんですけどね。

 

 

 

3その他ゲームの劣化版のようなゲーム性

ここから大分辛口なレビューです。

 

このゲーム、コンセプトや目標やストーリーなどがペラペラだったりチグハグなんですよね。

 

スローライフや、無人島でのキャンプ生活をコンセプトにしているのに大量にお金が必要だったり、強制労働というかブラック企業の労働のようなミッションを課せられたり。

ストーリーに至っては無いと言っても過言ではない気もします。

 

ストーリーを楽しむならFFやドラクエやりますよね。(これは少しコンセプト違いますが)

ていうかゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのサブコンテンツの方がよほどスローライフ出来てかつストーリー充実してます。

 

似たゲームでもドラクエビルダーズの方が間違いなく楽しめる作品ですからね。

 

 

クラフトも今作で出来るようになりましたが、建物の移動は市役所に行って5万ベル払ってリアル時間の翌日に完成(Switchの本体時間弄ればすぐに出来ます※要ゲーム再起動)

砂浜はクラフト不可、床を塗る際も下の地面が見える杜撰さ(これを利用したクリエイトは一応出来ます)。マス目も分かりずらいです。

 

マインクラフトやビルダーズが如何に完成されたゲームかわかるような出来栄えでした。

 

スローライフに関しても後述するUi関連や、強制的なスローライフのせいで、牧場物語をやった方が楽しめますし、通信のシステムに関しては、片方が会話アイコンやメニュー開いてたら通信不可、8人で通信する場合ロードで10分強かかるなど、ps2時代の通信並みのダメさです。

昔からどう森シリーズはリアルタイムの時間に合わせてゲーム内時間が進むと言う、独特なゲームなのですが今回はUiや、その他の仕様のせいで全く意味の無い仕様になってしまっているように感じます。

 

4Uiがファミコン

これはファミコン並は盛ってるかもしれませんが、よく言ってもスーファミくらいしか無いと筆者は思ってます。

 

Ui周りで思いつく限りざっくり書きますが膨大な量があります。

  1. 所持金上限99999
  2. アイテムスタックが無いアイテムの存在
  3. カバンの所持数上限30(初期10枠)
  4. 99999ベルを超えたお金はベル袋としてカバンに入る
  5. 上記内容に加え高い物は10万ベルを超える
  6. 島開発に必要なアイテムは耐久度があり壊れる
  7. ロードが長い
  8. Switch本体の時間に合わせてゲーム内時間が決まる
  9. ゲーム内のお店は夜はやっていない
  10. いちいち入るモーションや演出
  11. スキップ不可な会話
  12. 通信に必要な会話数
  13. 通信の際のロード
  14. バグやロールバックの多さ
  15. セーブデータは一つまで、2人目以降はサブキャラの様な扱い
  16. クラフトのマス目が分かりずらい
  17. 建物はクラフト出来ない(市役所で引越し手続きで動かすことは可能※要5万&1日)

その他にもある気はしますがさすがに指が疲れてきたので割愛します。

ざっくり書くだけでこれだけあるのが本当に異常だと思います。

 

スマホ版の動物の森(ポケ森)の要素やUiを中途半端に動物の森に導入して、タッチ操作を出来なくしたようなUiに加え、所持金やカバンにゲーム全体を考慮していない上限を設けたような設計なんですよね。

ていうより歴代どう森シリーズの不満点を詰め込んだようなソフトですかね。

 

スローライフ=建物の往復や不便さでは無いんですけどね。

 

通信やクラフトに関しても2020年販売のソフトとは思えない仕様になってますし、バグも過去作で1番多いです。

まずアイテム欄30しかない時点で、アイテムが壊れる仕様にした意味が全く無いですし、壊れるなら他のゲームの様に持ち運べたり自由に設置できる収納箱をクラフト出来なければ不便なのはわかるはずなんですけどね。

 

ショートカットメニューなんかも筆者的には使いにくいです。※これはマインクラフトなんかも使いにくい方いるので慣れもあるかもしれません

 

まず初期解放ではなくマイル購入なのもいただけませんね。

 

マス目が分かりずらいのは、家を家具のように設置後に押して動かせれば良かったんですが、動かせない為、わざわざユーザーがスコップや床塗りでマス目計算が必要だったりします。

間違えて家などを設置した場合1マスずらすだけでリアル時間で3日かかりますからね(これは本体時間を進めれば当日出来ます※要再起動3回)

 

筆者はプレイしながら、ファミコンでこんな感じでバランスおかしいゲームあったなーと思いながらプレイしました。

そのソフトはクリアに必要なアイテムや装備がカバンに入り切らなかったりするので強制的にレベリングを強いられたりする部分ですかね。

酷い場合は進行不可でしたw

 

ファミコンソフトとの大きな違いは、進行不可なレベルのバグは無いことですが、そもそものストーリーが半分以下であり最新ハードなので当たり前でしかないです。

 

セーブデータ一つまでに関してはAmazonレビューなんかでも言われてますが、家族3人でプレイしたければSwitch3台、あつ森3ついりますからね。

 

任天堂は昔からポケモンなんかでこうゆう事してましたが、今までセーブデータ分け出来てた自社ブランドでやっちゃ駄目だろ…

ていうかSwitch品薄だしLightは兎も角普通のSwitchは据え置き機の値段だし…

と筆者は軽くドン引きしました。

 

5強制的なスローライフ

 

これが筆者が駄作と言う1番の理由かもしれません。

筆者自体、牧場物語ルンファク、アトリエなどスローライフ系のゲームを多くやるので思ってしまったのかもしれませんが、

スローライフってこうゆう事じゃねえよ!

と珍しくぶちギレました。

 

人にも寄るんでしょうけど、スローライフと言うのは、自分の好きな時に好きな事をやってまったりと過ごすことであって。

ローンをいきなり組まされたり、カバンの枠や収納枠を増やすためにキャンプのままが良いのに家に建て替えたり、クリエイトしたいから島の評価を気にすることでは絶対に無いんですよ。

 

そもそもがお金の所持上限や不親切なUi、毎回スキップ不可能な会話でプレイ時間を伸ばす事、建物の移動にリアル時間で1日かかる事ををスローライフとは言いません。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのサブコンテンツの方がよほどry

 

今回の集まれ動物の森がこうなった理由がスタッフの勘違いや努力の空回りなら筆者的に全然構わないのですが、怖いのは何しても動物の森だし売れるだろと適当に作られてないかが心配です。

まぁどっちの場合でもこれが良しとしたスタッフ側にも問題はある気はしますが…

 

筆者的には凄く美味しい牛乳を水でめちゃくちゃ薄めて同じ値段で提供されて元が美味しいんだから良いだろって言われてるような気分になりました。

 

総評

星5がMAXでレビューするなら2の出来です。

画質が向上しているので2ですが、それが無ければ1の出来でした。

ただ今作が動物の森初プレイで他にクリエイト系のゲームをしてなかったり、マイデザインや絵を書くのが好きな方、SNSなどでワイワイする人だともう少し楽しめるかなと思います。

 

今まで出来てた当たり前が出来なくなっていたりUiの改悪などで筆者は楽しめなかったというだけですかね。

要するにゲームに何を求めるかや、作品として見る、単体として見るで印象は変わるゲームです。

ただゲームを沢山やった筆者的には買い切りのソフトでフルプライスでこの出来のソフトを任天堂が出したことにはびっくりしています。

 

正直基本無料のスマホゲームでもっと良いゲームありますし、

あつもりくらいプレイ人口いればもっと楽しめるゲームは腐るほどありますし、結局ゲームは一緒にやる人が多ければ楽しいです。

妹から一緒にやりたいからとプレゼントで貰い、一緒にプレイする約束をしたので100時間プレイ出来ましたが、プレゼントで無ければ5時間ほどプレイして売ってたと思います。

それくらい問題点は多いソフトですし、最新作と言うには劣化した部分が多い動物の森シリーズでした。

 

 

Switchの似たソフトにドラクエビルダーズ2があるのですが、あのソフトもたしか販売当初は改善点が多かったのですがアプデで徐々に良くなっていったので、あつ森に関しても同じになると言う意見を良く見ます。

 

あつ森のアプデ(7月2日分まで)を見る限り元の作品で出来てた要素を大幅に削ってマイナスにした上で小出しにしているようにしか見えませんけどね。

今の時代そうゆうソフトが多いのは否定しませんが大幅にここまで削ったソフトは珍しい気がします。

 

 

後書き

最近Switchを良くプレイしているのですが、最近の任天堂は本当にどうしたのだろうと思ってしまいます。

筆者が子供だったから良く見えていたのかもしれませんが、それにしても最近の任天堂ソフトはUiやゲーム設計が不親切な気がします。

昔もポケモンシリーズのやゲームボーイなんかでえげつない商売(完全版商法)はしてましたがゲーム単体に不満は少なかった気がします。

 

 

スタッフが変わったり、会社が売り上げ主義になったり何かしらあったのか疑問に思ってしまう部分はありますね。

まぁゲームボーイなんかも家族分買ってね♪みたいなのはありましたけどね昔は。

ただそれでもバグや対応、ゲーム開発などで不誠実な事はしないイメージがあったので正直ビックリしています。

ソシャゲが流行りだしたゲーム業界で一時期のコナミや、バンナムの様な商法に切り替えた企業が多い中任天堂は頑張ってたイメージが一昔前まであったので、正直ガッカリしています。

 

あくまで個人的感想ですが、筆者は動物の森シリーズは今後プレイする事は一生無いですね。

 

筆者の過去体験で似たようなタイトルだと「実況パワフルプロ野球」が当たります。

小さい頃からずっと好きで買い続けてたタイトルがブランドを安売りの様な事や訳の分からないバグ、詐欺まがいの商法をすると一気に冷めてしまうんですよね。

パワプロは年に1回新作出すのでパワプロの方がマシまであります。

(あつもりは新作販売まで8年かかった為)

 

まぁシリーズファン故のクレームみたいな物ではありますけどね。

実際販売本数もかなりいってますし、Amazonレビューも高評価は多いです。

歴代シリーズファンの方が低評価レビューに多い気はします。

筆者は動物の森シリーズは今後二度と買いませんけどね。

 

ゲームの販売本数が多いのは面白いソフトだからという理由も勿論あるんでしょうけど

知名度】【話題性】【ブランド性】【販売するハードあつ森ならSwitch】【cmやSNS広告】

など色々な要因ありますからね。

世界規模で見れば売れたソフトでも日本では知られてないソフトも多いですし、売上=良いゲームでは無いと筆者は考えてます。

Kinectアドベンチャー神ゲー!って言っても何そのゲーム?と言われる感覚かもしれません。

「あつまれどうぶつの森」は広告の打ち方やブランド性、コロナショックで売れた駄作寄りの普通のゲームと言う評価が妥当だと筆者は思ってます。